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CCCD戦線異状あり

やたっ!

impressの記事にも出た通り、「エイベックス、CCCDの採用を弾力化。現場スタッフが採用決定」。

つまり今後avexでCCCDが出る時は、それを出すアーティストおよびスタッフの意志であり、会社の方針に従わざるを得なかったという言い逃れはできなくなるわけですね。

もちろん違法コピーがやりたい放題では困りますし、それを嫌うアーティストもスタッフもいることでしょう。
しかし、現実にはなんら特別な方法を採ることなく簡単にリッピングできてしまうCCCD技術が違法コピーを減らすことに対し無力であることを知りながら、現行のCCCD技術を採用し続けるならば、虚言との誹りを免れますまい。

ぼくはCCCDには断固反対です。
それはコピーが出来なくなるからでも、音質が劣るからでもありません。
現実に再生できないプレーヤーが存在し、しかもその原因はCD-DAの規格に準拠していないCCCD側にあるにもかかわらず、返品にも交換にも応じない企業姿勢に同意できないからです。
不良品を売りつけておきながら、再生できなくても良く調べなかった消費者が悪いとするその態度のどこに理解を示せと言うのでしょうか?

とまれ、今後CCCDを採用したディスクが減ることを期待したいと思います。

また、「9月よりスーパーオーディオCD(SACD)やDVDオーディオの積極採用も予定」というのも嬉しいですね(^^)
ぼくもせっかくユニバーサル・プレーヤーを手に入れたからには、こうした新世代の音楽メディアがどんどん普及してくれることを嬉しく思います。
SACDやDVD-Aのほうがコピー防止技術も最初から織り込み済みですしね。

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