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驚愕のハイエンド・オーディオ

今日、McIntosh C45契約のためダイナミックオーディオに行ってきました。
ついでにといってはナンですが、またスピーカーの比較試聴をさせていただきました。

モデルはJBLの44284348
30センチのウーハーを持つ4428は、現在ぼくが使っているYAMAHA NS-1000Mと口径は同じ、値段で倍以上。
38センチウーハーを持つ4348は、JBLスタジオモニターシリーズの最高峰。値段も160万円(ペア)とケタ違い。
これを比較試聴した上で、4348と同じ38センチウーハーを持つ弟分モデルである4338(今秋登場予定)をさらに検討候補に入れる予定。

CDプレーヤーはDENONの……なんだっけな?(^^;) SACDがかかるモデルでした。
パワーアンプはMcIntoshのMC252という、セパレートで2chでは一番下のモデル。
プリアンプはまさにぼくが購入するMcIntosh C45

クラシックやジャズ、YMOの電子音楽などCD/SACDをとっかえひっかえで、まずは4428から。

ニアフィールド・リスニングという試聴環境でしたが、YAMAHA NS-1000Mよりも低音が出ている感じ。バスレフ型だしね。
金管楽器も輝かしい。
YMOでは「ドラムってこんな音で鳴ってたんだ!?」とびっくりした。もとのCDやLPは何度も聴いてたけど、SACD版は買ってからあんまり聴きこんでいなかったからなぁ。
でも、わざわざNS-1000Mから買い替えるか、というと「?」。

次に4348(簡単に書いてるけど、4428だって1時間くらい聴いてた(^^;))。
直前まで4428で聴いていたクライバー/ウィーン・フィルの「ベートーベン交響曲7番(SACD)」(輸入盤よりバカ高い国内盤はこちら)を続けて聴いたが、音の広がりが全然違う!

しょせん部屋の中に口径の制限があるスピーカーを設置している以上、コンサートホールで生で聴くオーケストラのスケール感を再現するのには無理があるのだが、43484428より明らかに一回りも二回りも広がりを感じる。
高音や低音は4428でも音量を上げれば聴けるのだが、4348では音量を上げなくても余裕を持って鳴っているし、中音域も密度があるというのかな。木管楽器、特にファゴットのような中〜低域の埋もれがちな楽器がよく聴こえてくる。

次にカラヤン/ベルリン・フィルで「ニールセン交響曲第4番“不滅”」の第二部の11分過ぎ。ここでコントラバスがものすごく早いパッセージを超絶技巧で弾くところがある。
この曲を生演奏で聴いたことはないのだが、この部分はホールで聴いたとしてもコントラバスと距離があり、なんだかモコモコと歯切れの悪い音響になってしまうのではなかろうか。
以前FMかなにかで別の演奏を聴いた時も、この部分のコントラバスにまったく迫力がなかった。カラヤン盤だけ特殊なのか?と思ったくらいだ(^^;)
最近になって知ったのだけど、「チェリビダッケが、ベルリン・フィルが演奏すると何でもコントラバス協奏曲になると皮肉を言った」という逸話もあるくらいなので、まさにそれかと。
でも、このようにマルチ・マイクでオーケストラを収録し、コントラバスにオン・マイクで迫った録音をオーディオで再生することこそ、生演奏では体験できないオーディオの醍醐味ではないかと思う。
その意味でこの“不滅”のディスクは、ぼくのチェック用CDなのだ。

さて、これを4348がどう再生したかというと、ほぼ完璧(笑)。なんと形容していいのかわからない。もう、これを聴け!と(笑)。
他にも、これまで気づかなかったところでトランペットがトリルしてるのを発見したりして「今までぼくはなにを聴いてきたんだ?」と愕然とする(^^;)。

ジャズのCDは、4428でもかなりノリがよくジャズらしさを楽しめるのだけど、どうもスケール感が不足する。こぢんまりしてしまうのだ。
しかし4348で再生すると、まるで目の前で等身大のプレーヤーが演奏しているように感じられた。
トランペットが今ぼくの右前に立って演奏している! そんな錯覚に陥った。

もはや圧倒的な4348

YMOの「UC YMO(SACD)」から「東風」「テクノポリス」「ライディーン」という超有名曲を3曲も試聴で聴くのはちょっと恥ずかしいのだが(笑)、それも「ぼくはこれまでなにを……」状態。
「東風」に関してはライナーノートで坂本龍一が「ドラムの音が、アルファスタジオの音してる(^^;」と書いている。具体的にどういう音質かはかかれてないが、ぼくがこれまでのCDや家のオーディオで聴いたことの無いような、ドライでソリッドというか、ダブついてなくて歯切れの良い、しかし耳にキツくない音が聴こえてきた。

シンセサイザーを用いた電子音楽は、生楽器をマイクで収録したのとは異なり、スタジオなり家庭のオーディオシステムで再生されて初めて聴くことができる。
つまりは、誰も「本物の音」など知らない、強いて言えば録音スタジオのモニタースピーカーで聴くのが本物だ。
その意味でも、オーディオの持つ役割は大きい。
生の音を知ってれば「これってホントはこういう音だよな」と脳内変換してしまったりするのだが(笑)、電子音楽の場合はスピーカーから出てきた音だけが一般リスナーにとっては本物だ。

ぼくは今日4348でYMOを聴いて、これまで聴いたことのないまったく新しい曲を聴いたように感動した。どんなメロディで、こんなベースラインがあって、ドラムはこのパターンで、と隅から隅まで知り尽くしたはずの曲を、初めて聴いた時のように感動して聴けた。

もうだめだ。4428のような30cmウーハークラスの製品では買い替える意味がない。

う〜ん、清水の舞台からあと2〜3度飛び降りないとだめかな(^^;) がんばって働こ。

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コメント

ウラヤマピーと叫びたくなる話題です。

およそ10年前に結婚するタイミングでオーディオ一切合切処分させられました。

ダイナミックオーディオ赤坂店か?青山一丁目店?でこつこつ購入したチューブアンプよ今何処に?

投稿: フォニコ | 2004/09/24 14:26

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