スーパーワールドオーケストラ&フジ子・ヘミング@横浜みなとみらい大ホール
今日は横浜みなとみらい大ホールで行われた、スーパーワールドオーケストラ(SWO)のコンサートに行ってきました。つい先日の23日にもパシフィコ横浜まで行ってきたばっかりで、小雨降る中をバイクで行くとちと疲れます。
SWOのコンサート自体は1999年から行われているようですが、迂闊にもぼくが気づいたのは去年の公演をBSで見てのことです。
オーケストラは世界各国の一流プレーヤーで構成され、演奏もとても高い水準であることに驚きました。
ただし注目した最大の理由は、バイオリンの後ろのプルトやフルート奏者の女性が、東洋人(たぶん日本人)の美人だったからなんですが(笑)。
ということで、今年のチケットが発売されるとeプラスで予約を入れたのでした。
ぼくが行くのは、今日26日の横浜公演、来週29日にBunkamuraオーチャードホールで行われるエリック・カンゼル指揮“Pops Concert”、10月3日にサントリーホールで行われるズービン・メータ指揮マーラー「復活」の3公演です。
本日最初の曲はシベリウスのアンダンテ フェスティボという弦楽合奏。とっても美しい響きで「さすがだなぁ」と感嘆。
でも、次のショパンのピアノ協奏曲第2番ヘ短調で管楽器、特に金管楽器の音程と音の出だしがちょっと合ってないので「あれぇ?」ってな感じ(^^;)
この曲のソリストは有名なフジ子・ヘミングだったんですが、途中で演奏が止まった! 指揮者がフジ子に楽譜を見せてあれこれコミュニケーションを取り、演奏はわずかな空白を挟んで再び流れ出す。
……失敗だよね?(^^;)
ぼくは初めて聴く曲だったので、おそらく目をつぶって聴いてたら気づかなかったでしょうが、こんなの初めてみました。リハーサルかと思った。
演奏後、フジ子が「……失礼いたしました」と言ってたみたいなので、おそらく演奏のリピートかなにかを忘れたんでしょうか。3階席だったので、フジ子の言葉がほとんど聞き取れませんでした。
1階を中心としたお客さんは笑っていたので、たぶんミスしたんだと思いますが。
フジ子・ヘミングの名誉のために言っておくと、リストの「ラ・カンパネラ」は見事な演奏でした。ピアノには詳しくないぼくでもすごい!と思えました。
休憩を挟んで、ブラームスの交響曲第2番二長調。
これもちょーーーっと期待してたほどの演奏では無かったかなぁ。
お客さん側にも問題があって、先程のピアノ協奏曲でもそうだったんですが、楽章が終わるたびに拍手するんですよ。
いや、名演奏に感動のあまり出てしまった拍手ならいいと思いますし、「楽章の間では拍手はしない」という暗黙のルールみたいなものがクラシックを初心者から遠ざける要因にもなってるとは思うのですが、それにしてもという感じで。
ポップスのコンサートなら、曲が終わる毎に拍手してもいいでしょうし、ステージ上の演奏者もその拍手に応えることでしょう。
でも、明らかに指揮者を含め演奏者は拍手に応えてないのに、協奏曲と合わせて四(五?)回も楽章間に拍手をするというのは学習能力無いのかと。
SWOの残る二回のコンサートは、指揮者・曲目とも期待するところ大なので、楽しみに待ちたいと思います。
ちなみに、SWO全公演が共通のパンフレットなので、どこか一公演で買っておけばあとは買う必要はありません(苦笑)。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 諏訪内晶子vn/クリストフ・エッシェンバッハ/パリ管@サントリーホール(11/8)(2007.11.09)
- ティーレマン/ミュンヘン・フィル@サントリー(11/4)(2007.11.04)
- ティーレマン/ミュンヘン・フィル@サントリー(11/3)(2007.11.03)
- 2007年コンサート/ライブ予定(2007.07.15)
- 山下洋輔プレイズ・ニューヨーク@Bunkamuraオーチャード・ホール(7/22)(2006.07.22)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント