嗚呼、無念の4位……
はぁ〜、もう二日経っちゃいましたね。
日本人ドライバーが日本グランプリでの自身最高位を獲得したのに、これほどサーキット全体に無念の思いが広がっていたのは初めてだったのではないでしょうか。
二年前にジョーダンでの自身初ポイント獲得、昨年のBARからスポット参戦でいきなりの入賞のとき、どちらもサーキット全体が熱い興奮に包まれていたのに、今年はなんとも重苦しい雰囲気でした。
レースが終わる前に帰ってしまう人もいたりして……。
予選4位で迎えた決勝、マーク・ウェーバーはほっといてもその順位を保つことはないでしょうから(笑)、3位表彰台以上は確実。ラルフももしかしたら落ちていく。
ならばあわよくば優勝もありえる!?
これまでの日本人ドライバーは上位陣の脱落やアクシデントがあって初めて入賞〜表彰台を得てきてた。
でも、佐藤琢磨は自力でそれ以上の成績を狙える位置にいる初めての日本人ドライバーだ。
そんな期待の中で行われたレースだっただけに、4位では誰もが満足していなかった。
琢磨がアメリカGPで表彰台を獲得していなかったら、また違ったんでしょうけどね。
琢磨はこんなところで終わるドライバーじゃない、と誰もが思っていたのだと思う。
3位表彰台の次は2位、そして勝利。母国グランプリで毎回なにかをやってくれた琢磨だからこそ、今回も自己最高位以上、すなわち2位〜優勝すらありえるのではないか。
ああ、それなのにそれなのに……。
このままでいくと来年のBARのエースドライバーは琢磨になるかも知れない。
今年の残る最終戦での活躍はもちろん、来年の琢磨は開幕数戦のうちに初優勝を遂げ、シリーズランキングでも躍進を遂げる。そう、ホンダの成長とともに。
そんな夢を見させてくれるドライバーだ。
早速来年の日本グランプリのチケットの予約入れておきました!(^^)
| 固定リンク
「F-1」カテゴリの記事
- 予想、いや希望(F1チャンピオンシップの行方)(2007.10.09)
- F1ドライバーの知られざる本名(F1-Live.com)(2006.05.02)
- BARホンダ、2レース出場停止処分(2005.05.06)
- 鈴鹿から一週間、初観戦から14年……(2004.10.18)
- 嗚呼、無念の4位……(2004.10.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント