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エリック・カンゼル指揮 スーパーワールドオーケストラ“Pops Concert”@Bunkamuraオーチャードホール(9/29)

keyaki.jpg今日、六本木近辺を通りかかったのですが、けやき坂通りの並木が無数のイルミネーションでお化粧されていました。左の画像は去年の大晦日のです。今年のではありませんがごめんして。

……あれっ? 調べてみたら今年のイルミネーション開始は明日からってなってるけど(^^;)
案内はこちら

まだ11月なんですが、これは「クリスマス・イルミネーション」と銘打たれています。
そう、11月ってもう街も世間もクリスマスの準備始めるんですよね。

何年前だったか忘れましたが、鈴鹿でF-1を観た後のこと。決勝翌日の月曜日にサーキット前駐車場を出て、高速に乗って御在所のサービスエリアで朝食兼昼食を食べようとレストランに入りました。
中に入ってかかっていたBGMがルロイ・アンダーソンの「そり滑り」。
ええっ!? 昨日F-1終わったばかりなのにもうクリスマスの曲?
よく日付確認してみたら、もう11月1日になってたんですね。あの頃のF-1は10月も終わりの頃に決勝やってたんです。ここ数年は体育の日近辺ばっかりですけどね。


さて、そのルロイ・アンダーソンの「そり滑り」をちゃんと聴いたのはエリック・カンゼル指揮、ロチェスター・ポップス管弦楽団演奏によるCD「タイプライター●ルロイ・アンダーソンの音楽“Music of Leroy Anderson / The Typewriter Song”」ででした。
タイトルの通り「タイプライター」や「ラッパ吹きの休日」「トランペット吹きの子守歌」などの有名曲ばかりが納められているのですが、その演奏がまた秀逸。
中学生の頃からトランペットを吹いていたぼくには、前述の二曲は自分でも吹いたりしていたとても馴染みのある曲だけに、それなりの曲に対するイメージを持っていました。
なので時にはそのイメージが邪魔して「この演奏はちょっと違うなぁ」なんて生意気なことを思ったりもするのですが(笑)、このカンゼル/ロチェスターの組み合わせは自分の中にあるルロイ・アンダーソンの音楽像とピッタリ来る。なんの違和感もなく、しかもその演奏自体の質も非常に高い。
このCD一枚で「エリック・カンゼル」の名前はぼくにとって忘れられない指揮者の一人になったのです。

さて、前置きが長くなりましたが(苦笑)、そのエリック・カンゼル指揮の演奏を聴ける機会が訪れたのは、9月29日のこと。オーケストラはスーパーワールドオーケストラ、場所はBunkamuraオーチャードホールでした。

初めてCDを聴いてから20年近い月日を経ての初対面ですから、曲がハリー・ポッターであろうとなんだろうと感激することしきり(笑)。座席も前過ぎて管楽器の音が頭の上を抜けてっちゃうんだけど、そんなこと気にならない。

ただし、ジョン・健・ヌッツォがオペラ歌手なのにPA使って歌ったのには少々幻滅。PA通った音は目の前にあるスピーカーから再生されてて、サウンドバランスなど無いに等しい(^^;)
揚げ句の果てにジョン・健は風邪のため途中退場し、予定されていた曲目を全部歌わなかった。プロなら体調管理もちゃんとしろっ!(T_T) 頭にきたのでジョン・健が退場する時に拍手しなかったもんね。

そんなことは置いといて、なんと山下洋輔がガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」を弾くのだ。チケット買う時に山下洋輔のこと意識してたかなぁ? 当日まで忘れてたので(苦笑) 出ると知って大喜びした。
この「ラプソディー……」だが、山下洋輔演奏のCDで出てるのはピアノ・ソロ版なのだ。
PHILIPSから出ていたアンドレ・プレヴィン/ピッツバーグ交響楽団の演奏に慣れ親しんでいたので、このピアノ・ソロ版には馴染めなかった。
今回はオーケストラとの共演なので楽しみに聴いた。
結果。期待を裏切らない、いや期待や予想など吹き飛ばしてしまう快演とでも言うべき名演奏でした。
途中のピアノソロでは「ラプソディー…ってこういう曲だっけ?(^^;)」と思うほどどっかに行っちゃって、カンゼルも振り始める素振りを見せたけどそれを納めたり。この二人の共演は初めてではないので、ミスというより毎回インプロビゼーションで異なる演奏してるんでしょう、たぶん。

最後の曲はジョン・ウィリアムズ作曲の「スターウォーズメドレー」でした。
映画のメインタイトルはそれこそ数え切れないほど観ているし、サントラも繰り返し繰り返し聴いた曲ですが、生演奏で聴く機会は意外と無いもの。
コンサート用の編曲版というのがあるのかどうかは知りませんが、この日の演奏はエピソード4の曲からの抜粋版です。
途中、曲を上手く繋ぐためか原曲とは異なる調で演奏されるところがあり、そこの響きが頭の中で鳴っているのと違ってしまって違和感を感じるのはしょうがないか(苦笑)。

このコンサートの最初からそうでしたが、ポップスコンサートだとオケがいつも以上に生き生きと演奏しているように感じるのですが、やっぱりノリが違うんでしょうか?(^^;) 特に金管楽器など鳴らしまくる吹きまくる機動性を見せまくるというかなんというか(笑)。
同じスーパーワールドオーケストラでも、直前に横浜で聴いた時の印象があまりパッとしなかったので、この日は大満足なのでした(^^)

そうそう、アンコールに「鉄腕アトム」の主題歌をやってくれました。もちろん歌はありませんが(^^;)
絶妙の選曲だなぁ、と感激してしまいました。
ポップスの曲で日本人ならほどんど誰もが知っている、明るい軽快な曲。そして懐かしさを感じさせる……。
「鉄腕アトム」なんて観たことも無い演奏者だっているだろうに、こういう場所でアンコールに演奏される日本を代表する曲として選ばれたことがなんとも嬉しくて、ちょっと涙腺が緩みました。

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