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McIntosh c45導入と、コンサート三昧の日々で感じたこと

McIntoshのc45を買ってもう2ヶ月くらい。
全然blogに書きませんでしたが、気に入ってないわけではありません(^^;)

これが、イイんですよ。いや、ホントに。

UX-1導入やハイビジョン放送の5.1chを再生するためには、5.1chの入力を備えたコントロールアンプ(プリアンプ)が必要だった。とはいえAVアンプは、なんかヤだ(笑)。たとえ超高級機でも。
そこでオーディオ製品としての性能を第一に考えると、意外と選択肢が無い。
アキュフェーズのCX-260か、McIntoshのc45か。デジタル入力ではないコントロールアンプだと、これくらいしか無い。
いや、コントロールアンプだけで100万超くらい出せばありましたけど、センタースピーカーやパワーアンプも買わなきゃいけないのに、コントロールアンプでそんなに出せるか、と。

ってなわけで過去に詳しく書きましたが、試聴をしてc45を選んだわけです。どちらかというと、将来のメインスピーカー選びが主眼だったような気もしますが。

当初、コントロールアンプで音が変わるってそれほど期待してなかったんですよね。
変わるなら、パワーアンプとかスピーカーとか、そちらだろうと。
だからc45にも5.1chの入力セレクターくらいの役割しか期待してなかったという。それでン十万払うのか、おのれは(笑)。

そしたら、イイんですよ(笑)。

パワーアンプ代わりは従来から使っているサンスイのAU-D907X DECADEなので、コントロールアンプの影響があってもここで食われるだろうと思ってたのに、さにあらず。

低域が引き締まって、迫力が出ました。

AU-D907X DECADEのトーンコントロールのBASSで補正した低音って、量感は出るけど締まりは無いみたいな、あまり好みの音ではありませんでした。
しかし、c45にして最初にフラットの状態で聴いてみたけど、すでにしてサンスイを越えている。
そしてトーンコントロールでちょっと出してやると、量感が出てなおかつ締まりもある。

以前、EW&FのCDの音がドンシャリだと書きましたが、嘘です。ごめんなさい。素晴らしいバランスで鳴ってます、今はm(_ _)m。

おかげでいろいろCDを聴き返すはめになりました。いやぁ、幸せ♪


今月はクラシックのコンサートに行きまくったので、生演奏を聴いてすぐそのあとで家に帰ってCDで復習、ということを繰り返しました。
生での余韻も冷めやらぬうちに、自宅のオーディオでもう一度感動を味わう。いやぁ、幸せ♪

なかなかうちのシステムもやるな、と思いましたよ。


以前、仕事でウィーンに行ったことがあるんですが、運良くムジーク・フェライン(楽友協会ホール)でコンサートを聴けました。演奏してたのはウィーン・モーツァルト・オーケストラとかなんとかいうところ。

そこでの響きは、まさに天国。
オーケストラの音が豊かに響いてまろやかに溶け合い、高い天井に向けて抜けていく。
それでいて各楽器のソロは明確に定位して、けっしてぼやけることはない。

そんな響きをオーディオでも再現できたらな、と考えていました。

誰だったか忘れたけど、ある指揮者も「ぼくらは音を混ぜ合わせようと努力してるのに、オーディオってのは分析的にバラバラに聞えるように鳴って、努力を無駄にしてくれる(苦笑)」って言ってたと思います。

でも、ミューザ川崎でベルリン・フィルを最前列で聴いて、また考えが変わりました。
ホールに反響して聴こえてくる音よりも、目の前で弾いている楽器の直接音のほうがより多く聴こえている状態だけど、決して分析的に聴こえてくるわけではない。むしろド迫力で心地よい。

そう感じられるのは、ラトルが言うところの「世界で最大の弦楽四重奏」たるベルリン・フィルの合奏能力があってのことですが。

このコンサートを契機に、「あ、これもアリだ」と思えるようになりました。

そうすると、シャープすぎるきらいのあるUX-1の音も受け容れられるようになりました。
わざわざスピーカーにタンノイを選んで響かせる必要も無いな、やっぱりJBLにしよう、そう思えました。

まぁ現状はYAMAHA NS-1000Mなんですが、さすが往年の名機。SACDやDVD-Audioを鳴らしながら、ついさっきまで聴いていた生演奏を思い浮かべてもかなり満足。
実際の生演奏って、ホールのどのへんの座席で聴くかによってもだいぶ印象が変わりますから、いつもベストポジションの自宅のオーディオのほうが良く聴こえることもあります。NHKホールの演奏とか(笑)。

では、NS-1000Mで生に及ばないところというと、三点、いや、二点?

まずは広がり。左右方向はもちろん、天井の高いホールで上のほうに消えていく残響音。これは5.1chにしても上にスピーカー置くわけではないので、再現できないかも知れませんね。
DSPで7.1とか9.1だと、やや耳より上にスピーカーを配置するものもあるようですが。どうなんでしょ?

もう一点は、重低音。
重低音といっても、PAで増幅された音ではなく、あくまで生楽器の音の範囲です。
コントラバスとかチューバ、ピアノの低音はわりと良く再生できます。
でも、楽器の出す倍音を多く聞いてるような感じですね。倍音が上手く再生できているから、コントラバスが、チューバが鳴っていると識別できる。
基音のほうが上手くなってなくても、結構ごまかされちゃうんですねこれが。
だって、コンパクトラジオの小さいスピーカーでも、それらの楽器が鳴ってるって分かりますしね。

でも、グランカッサ(大太鼓)の音は難しい。
同じ打楽器でもティンパニーってけっこう倍音が多いのでごまかせるけど、グランカッサって倍音というより音圧で響いてくる感じですよね。
音量ではなく、音圧。例えp(ピアノ=弱音)でグランカッサが鳴っていても、生で聴くと体に響いてくる感じがします。耳で聴くというより、体で感じるとでもいうか。

これは、今のシステムでは残念ながら不合格。スーパーウーハー(YAMAHA YST-SW1000)もつないでるんですが、どうも違う感じ。16Hzの超低域再生ってうたい文句だけども。

30cmウーハーのNS-1000M、30cmのスーパーウーハーYST-SW1000で出ないグランカッサが、例えば38cmウーハーを持つJBLだと再生できるのかどうか。
いや、それ以前に、マイクを通してCDやDVD-Audioに収録できているのか?

やっかいな宿題かかえちゃったなぁ(^^;)

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