[ローレライ]に上松美香?
樋口真嗣といえば今やあっちにもこっちにも意外なところでも名前を見かける日本映画に不可欠のビジュアル・クリエイターとなってしまった。
釈ちゃんファンには「修羅雪姫」の特技監督として、
特撮ファンには平成「ガメラ」三部作の特技監督として有名ですね。
昨年公開された映画でも、「キューティーハニー」「CASSHERN」
「NIN × NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」などに絵コンテで参加。「ポケモン」劇場版や「ドラゴンヘッド」などにも絵コンテで参加している。
その樋口さんの、なぜか“初”監督作品として宣伝されている「ローレライ」の先日行われた完成披露特別試写会での記者会見で、主題歌を歌うヘイリーさんの伴奏を上松さんがつとめたらしいのです。
おおう、ぼくの好きなものが連鎖してつながるつながる(苦笑)。
記事はこちら。
このセッションはこの記者会見のときだけのものなのか、映画音楽に上松さんが参加してるのかがぼくにはわかりません。
ヘイリーさんと上松さんはこの時が初顔合わせのようですし、サントラがユニバーサル・ミュージックから出る縁でのこの時だけの共演だったのかも知れませんが。
上松さんが参加してるなら、「ローレライ」のサントラも買っちゃうんだけどなぁ(笑)。
上松美香さんファンの方、トラックバックやコメントありがとうございましたm(_ _)m
お返事も返せず申し訳有りません。
「題名の無い音楽会」、見損ねました、はい(T_T)
ちなみに、
樋口真嗣監督の劇場用本編初監督作品は「ミニモニ。THE(じゃ)ムービー お菓子な大冒険! 」。
ただし「ヒグチしんじ」監督名義なので、「樋口真嗣」とは別物としてカウントしたいのだろうか?(^^;)
ぼくは大好きなんだけどなぁ、「ミニモニ。THEムービー……」。
ちなみにその2
amazonのレビューでは「ガメラ3」の「画面の上側の角が丸まって」いて、それが「このBOXはどうも急ぎ足で作った」という評が乗っています。
しかし、画面の上側が丸まっているということは、撮影時のビスタマスクが見えてしまっているということで、つまりはフィルムに記録された全ての情報がノートリミングで見えていることを意味します。
往年の「王立宇宙軍 オネアミスの翼」レーザーディスクの例を引くまでもなく、フィルムをノートリミングで収録することはマニアを喜ばせることはあれ、それを理由に拙速の烙印を押すには当たらないと思います。
「ガメラ3」はビスタフレームで制作されていて、これは縦横比が1:1.85です。
対していわゆるワイドテレビは縦横比が9:16(普通は16:9って言うな(^^;))で、これはビスタに比べて縦方向に長くなります。
つまり、横方向をノートリミングないしそれに準じる形で収録すれば、上下には黒味や撮影時のマスクが見えるのは当然のことです。
ちなみにその3
お正月と2月にwowowで放映されたハイビジョン版平成「ガメラ」三部作は、この放映のためにあらたにオリジナル・ネガ・テレシネされたものだそうです。
従ってぼくの見たところ、上記amazonのレビューに見られるような「画面の上側の角」の「丸ま」りは無く、上下生かしの左右トリミングで収録されています。
DVDとの見比べも一興。
ちなみにDVD版はネガ・テレシネではなくローコン・ポジからのテレシネです。
ネガ・ポジどちらからのテレシネが良いかは一長一短なので、ネガテレシネだから最新版のマスターのほうが良いとは言いきれない面もあります。
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コメント
文中にあった“ローレライ”サントラの話ですが・・・本人にきくのを忘れました(おいおい)
折角、公開番組収録後に即売会があったのに・・・。
投稿: GON-HK | 2005/02/23 23:35