男なら「ローレライ」を観ろ!
3月5日土曜日、この日公開された「ローレライ」を観てきました。
朝8時からと11時半からの2回、日劇2で舞台挨拶付を連続で。
一回目本篇上映後に簡単な挨拶と、マスコミ向け撮影タイムやらビデオ撮影やら。
入場時に観客には紺と水色のハンカチが配られており、これを持って客席がウェーブを起こす(笑)。その客席をバックに妻夫木くんや役所さんら俳優陣と樋口監督や原作者福井さんが「ローレライ、出航!」と叫ぶところがビデオで撮られ、きっと月曜のワイドショーなどで流されることでしょう。
こんな感じ。
妻夫木くん目当てなのか、いわゆるオタク系特撮映画にしては異常に女性客が多い(笑)。終映後の女性トイレに列が出来るなんて、椿事だわ。
二回目は本篇上映前に舞台挨拶。
一回目と同じく一通りの挨拶の後、各出演者にエピソードなどを訊く。これは一度目には無かったことで、二回観た甲斐がありました(^^)
まあそのへんは こちらで。
樋口真嗣という人は、まさに「ぼくがカッコいいと思う映像を見せてくれる」映像クリエーターなわけで、気がつくと彼の作品を追って観てきていました。
平成ガメラ三部作で、特技監督としてはその限界を含め表現を極めた感があります。
ぼくは「ガメラ3」の渋谷炎上シーンを見て、「ああ、こんな映像が観たかったんだ……!」と涙を流しました。
悲しいシーンでも、あるいは嬉しさに感極まるシーンでもなく、ガメラが渋谷を圧倒的な力で破壊していき、燃える渋谷駅を見て泣いている……どう考えても変なんですが(^^;)、泣けてしまったものはしかたない(笑)。
あれ以来、ただのファンというより、信仰に近いものになってます。
ガメラ以降は比較的低予算映画の特技監督を務めたり、絵コンテのみの参加が多かったのですが、それもこの「ローレライ」という作品を実現するまでの雌伏の期間だったとは、最近になってようやくぼくは知りました。
そのへんのことはこちら「ローレライ、浮上」に詳しく書いてあります。
映画を観る前であっても、ネタバレもなく安心して読めます。
なににせよぼくと同世代の監督が作った、観るに値する新作。日本映画界にこんな監督が現れてくれて、こんなに嬉しいことはありません。
スポーツ選手だと30代半ばを過ぎると引退を考える時期なわけですが、映画の世界で30代というのはまだまだ若いわけですから、これからも続々と新作が期待できます。
あ、全然感想書いてないや(^^;)
観て損はしない、悪いこと言わないから、ぜひ観ておけ!
# 感想とか舞台挨拶レポとか詳しく書いてたらいつまでたってもblogにアップできそうになかったので、諦めました(^^;) しかもタイトルと内容に関連無いし(^^;;;;;
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