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はじめての中沢新一@東京国際フォーラム ホールC

ミクシィの日記はもう一週間も毎日更新してるのに、blogはほったらかしさ(^^;)
ミクシィの日記は友人まで限定公開の設定にしてあるので、誰が読むのかわからないblogよりも気楽に近況報告って感じで肩の力抜いて書いてますからねぇ。
それでもけっこう長文なんだが(苦笑)。

haji-nakaさて、「中洲産業大学&ほぼ日刊イトイ新聞presents はじめての中沢新一」に行ってきました。
イベントのサブタイトルにもなっている「アースダイバー」という本は、六本木の青山ブックセンターに平積みしてあったのをなにげなく立ち読みして、面白そうなので買っておいた本のうちの一冊。
このイベントにそなえて読みはじめたのですが、読み終わらなかった(^^;)

もとは「週刊現代」での連載だったそうで、そのためか学者の本にしては実証的な裏付けに関する記述が少なく「これって筆者の妄想に過ぎないんじゃ?」と思える部分が多々あるわけですが、たぶん連載媒体を考慮してサービスに努めた結果なんじゃないかな?と感じました。

中沢新一という人は、本の奥付には「思想家・哲学者・人類学者」などと書いてありますが、今日ご本人は「宗教学者」と言っておられました。
まあそのどれでも構わないのですが今日のイベントを聴いて感じるのは、大学で教鞭をとってる学者が妄想だけで本を書くわけも無いし、フィールドワークも丹念にされているようなので、裏はあるのであろうと。
ただ、「資本主義」という言葉の定義も無いまま批判の対象になっていたり、森ビルの開発に対しても別の見方があるのに批判的であったり、首肯できない部分もあります。

例えば六本木ヒルズに代表される森ビルの都市開発によって、「東京の地形」が「歴史性」を失ってしまったと中沢氏は言う。
そんなことは六本木ヒルズの開発前から、あそこをブルドーザーが掘り返している頃から言われていた。
だが、その地域に住む住民たちは開発を歓迎していた。
いわく、火事などの災害が起こった時に消防車も入ってこれないような細い道しかない場所に住むのは不安であり、再開発によってそうした心配が無くなるのは歓迎できるということだ。
こうしたその場所に住む者たちの意見を無視して、歴史性などを持ち出して開発を非難されても困りものだ。
もっとも、再開発された結果その場所にできた高層マンションに住むのが、いけすかないIT長者なんてのは趣味の悪いジョークでしかないが。

途中で文体が「です・ます」から「である」体に変わってしまった、興奮しとるな(^^;)

いかん、イベントの感想じゃなくて本の感想しか書いてないぞ。

イベントは非常に良いものでした。
なによりスタッフが良いものを作ろうとしている意志が感じられるし、凡百のイベントスタッフの仕切るそれより格段に心地よいものでした。
日曜日のTIFF、アカデミー賞監督同士の対談はスタッフの感じ悪かったしねぇ。場所が六本木ヒルズだったなぁ(笑)。

内容も知的興奮に満ちたもので、中沢氏の著作を読んでより詳しく知りたい、と思わせてくれました。
カイエソバージュ・シリーズだけで5冊、読むのに苦労するか、面白くて一気に読み切るか……。

それよりも、開演前に流れていたBGMが山下洋輔っぽかったんだけど、あれは何を流していたんだろうか? ああっ、スタッフに訊けばよかった。ほぼ日にメールしてみようかしら(^^;)

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