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今年最後のエントリー

今年最後のエントリーが3週間も前で仲根かすみさんってーのもナンなので(仲根かすみさんに他意はありません(^^;))、ギリギリになんか書いておこう、と。

いや、書きたいことはいろいろあるんですが、時間が無い(^^;)。

ほんとは年末企画で今年行ったライブ・コンサートのレポを一年分まとめてアップしようかと思ってたんですが、母が入院で旭川まで行ったり、そこでいきなり強制一人暮らしになったり、生活力の無さを実感する日々。

母は一応無事です。ぼくもクリスマスから三日間旭川に行ってきましたが、もともと命に別状のある病気でもありませんでしたし。
もちろん高齢なので、ほっておけばただ事ではすみません。その病気としては十分に遅すぎる治療だったこともあって、旭川まで行く羽目になったのですが……。

いや、この話題はよそう(^^;)

日々の日記のようなものはミクシィにてほぼ毎日更新中です。
基本的に顔見知りの方のみ登録してますので、わたしの近況を知りたい方は自己申請してくださいませ。
いや、ほんとに身辺雑記なので、直接の知り合いでもないと全然面白くないと思いますので……。
なに? このblogもたいして面白くない?
面目ない。

では今夜はT-SQUAREの年越しライブ@アートスフィアです。
みなさま、よいお年を。

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仲根かすみ、結婚

ソフトバンク和田が仲根かすみと結婚(ニッカンスポーツ)」

最新写真集で「水着は卒業します」と言ってたから、なんかヘンだなぁとは思ってたんですが(^^;)

仲根かすみちゃん、けっこうファンでした(過去形かよ(^^;))
「美少女H」って深夜の番組がありましたが、フジテレビCS721でやってた関連番組である「美少女H 基礎女優講座」のほうで楽しませてもらってました。
サイン会の時にそのことを話したら恥ずかしがってましたが(笑)。

そう、ファースト写真集のサイン会をはじめ、何回か生で会ってるんですね。
何年か前のヤンサン主催誕生パーティーでは、あやうくファン代表として花束贈呈の役をやらされそうになったし(^^;)
マスコミの餌食になりそうだったので、お断りしましたが。

いま検索してみたら、つい二カ月前には「水着卒業しません」って宣言したばっかりなのね。
なのに最新写真集でラスト水着どうしたんだろうかと。
こういっては酷だけど、ブレイク寸前と言われてウン年。
今の彼女から水着グラビアを取ったらなにが残る……。
女優としてステップアップして水着はもうやめますとか、そういう時期でもない感じだし。
いや、彼女の熱心なウォッチャーではないので、間違えてたらごめんなさい(^^;)

そしたら今朝の朝刊で結婚の報ですもの。
あらそうだったのね。

芸能活動をやめるとか、具体的な今後については報じられていませんが、なんかちょっと寂しい気持ちです。

……と思ったら、引退ですかぁ!?
ソフトバンクの和田、仲根かすみと結婚(スポニチ)

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激怒! 坂本龍一ピアノソロコンサート@オーチャードホール(12/9)

Ryuichi Sakamoto PLAYING THE PIANO/05と題されたコンサートを渋谷のBunkamuraオーチャードホールまで聴きに行ってきました。
席は二階の三列目ほぼ中央。
ソロのコンサートですからステージもかなり遠く感じるのですが、PAも入っていて音量的にはそれほど不満はありません。

# ここ数年、年末のオーチャードホールでピアノのコンサートというと、加古隆さんばっかり来てたなぁ。今年は無いようですね。

さて、コンサート自体は素晴らしいものでした。
最近のベストアルバム“/04”“/05”などの曲を中心に、往年の名曲も織り交ぜ、至福の一時……となるはずでしたが、たった一人のスタッフのために台無しにされました。
そのことでぼくは怒り心頭に発しています。

詳しいセットリストについては坂本龍一氏本人も「インターネットとかにあまり書かないでね(笑)」とおっしゃっていましたし、ツアー初日でもあるので控えますが、

「Merry Christmas Mr. Lawrence」の演奏が始まり、聴き慣れたアルペジオ(?)のあのイントロではない始まりかたに少し戸惑いつつも「この和音は戦メリだ!」と心の中で拍手。
音の流れに身をまかせ浸っていたところ……。

「パシャッ!」

!? ナニっ? どこかの馬鹿が写真撮ってるのか?
音の方向を見ると、距離があり暗かったこともありよくわかりませんでしたが、デジカメの液晶画面が見えます。
客席ではなく通路に立って撮影していたことから、マナーの悪いお客さんではなく、おそらくプロのカメラマンだろうと判断しました。

まぁツアーの記録やらなんやらで撮らねばならんのだろう、一枚くらいならともかく……。
と思っていたら、また「パシャッ!」

都合「戦メリ」の間に三枚撮っていったようです。
曲が終ると扉の向こうに消えていきました。

この日だけカメラを頼まれたド素人のスタッフだろうか。
ならばまだ我慢もできるが、どうやら事務所公認のプロのカメラマンだったらしい。

その後はコンピューター制御のピアノと教授の共演で曲も盛り上がり、そのカメラマンのことも忘れていました。いや、忘れてはいないな。曲を聴いてる間中はらわた煮えくり返ってましたから。

さて、アンコールになって一階席最前列付近にまたデジカメの液晶画面が煌々と光っている。
ああ、また写真を撮ってるんだな。でも、最前列の人たちも災難だな。さすがに二階席まではシャッター音は聴こえてこない……と思っていたら「パシャッ!」

聴こえてきましたよ(=_=;)

アンコールの曲の最後の和音、教授はピアノのペダルを踏みっぱなしで音を伸ばし響かせ、聴衆も余韻を楽しんでいるところ。拍手はまだ起こらない。
そこで「パシャッ!」

客電もつき場内アナウンスでも「本日の公演は全て終了しました」と流れたにもかかわらず、さらにアンコールを求め拍手を続ける聴衆。

しばらく間は空いたが、再びアンコールに応えて演奏する教授。
そのアンコール曲の最後の響きが残っている時に、またも「パシャッ」

一階最前列のカメラの音が二階まで伝わってきました。
二回あったアンコール曲の余韻は、二度ともカメラマンによってブチ切られました。
いいかげんにしろよ(=_=;)凸


カメラマンは、曲がアップテンポでにぎやかであるとか、演奏中でない拍手の合間に撮ろうとか、カメラを防音袋(Canon EOS-3用ならこんなの)に入れてシャッター音を抑えようとか、シャッター音のしない(小さい)一眼レフタイプ以外のカメラを使おうとか、ステージ撮影をするプロのカメラマンとして採るべき対策を一切行わないままステージを台無しにしていきました。


終演後、場内整理係(ライブパワーのK氏と名乗った)を捕まえて苦情を述べる。
本当はカメラマンを呼べと言ったのですが、終演後でいろいろ撮影もあったのでしょう。呼んではもらえませんでした。

教授のコンサートはことあと22日の東京国際フォーラム ホールCの公演にも行く予定です。
その時もこのカメラマンが出てきてシャッターを押そうものなら……、ぼくはたぶんふん捕まえて客席からつまみ出します(=_=;)


クラシックのコンサートで客席でパシャパシャ写真を撮っているなどということが考えられるでしょうか?
今日の教授のコンサートにしても、PAを使っているとはいえ、ピアノ一台(二台だったけど(苦笑))という非常に繊細な響きが求められていました。
その中で無神経にシャッター音を響かせるプロカメラマン。
我慢がなりません。

最近、こういうカメラマンは多いのでしょうかね?
先月の11月23日、銀座のアップルストアで矢野顕子さんのインストアライブがありましたが、あの時もそうでした。
曲のにぎやかなところ、静かなところ、トーク、全くなにも考えず、防音対策もほどこさず、複数のカメラマンがパシャパシャ写真を撮っている。
いくら無料のコンサートとはいえ、あまりに酷い環境だった。
イベントのあとは非常に不愉快な気持ちになって、この時もカメラマンをとっつかまえてやろうとも思ったのだけど、すぐにどこかに消えてしまってそれもかなわず。
後日、ネットのニュースなどで見たイベントを伝える画像は、手ぶれだらけのド素人以下の写真……。
こんなものを撮るためにぼくはシャッター音でアッコちゃんの歌を聴くことを邪魔されたのかと思うと、怒りで身が震えます。
もう二度とアップルストアのインストアイベントなど行くものかと思わせるに十分な仕打ちでした(T_T)

トラックバック送らせていただきました。
純喫茶★ロイヤル」さま
感動しました。感動だけしていたかったのですが……(T_T)

12/11 トラックバックさらに追加しました。
perspective/memo」さま
セットリストなどはありませんが、コンサートの雰囲気をよく伝えていると思いましたので(^^)
#トラックバックは承認制らしいので、蹴られてたらどうしよう(^^;)

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21年目の爆風スランプ

まいった……12月20日は行きたいイベントばかりだ。

すでにチケット取ったのは山崎まさよし@武道館。
このことに後悔はない。
だが、まさやんのライブは翌21日にも行けるし、宮城県まで遠征もする(^^;)。

そしてこの20日、爆風スランプの再結成ライブがあることをさっき知った……。
サンプラザ中野さん、いやサンちゃんと呼びたい。
ぼくの高校時代から浪人時代にかけて、爆風スランプをよく聴いていた。友達とLPや12インチシングル、CDを貸しあったりして(いや、借りてばっかりか(^^;))、まさにむさぼるように聴いていた。
まだ「Runner」が出る前、爆風スランプが売れるずっと前だ。
サンちゃんの詞の世界は、当時高校生くらいのぼくらの気持ちを哀しいくらいに適確に表現していて、そこにはまった。
胸ときめくような、涙が出るような世界。
それでいて、カッコいいアレンジのロックナンバーに乗っかるのはコミックバンドも顔色無しの笑える歌詞だったりして。
その両方を備えた曲に夢中になった。バンドでコピーもした。
CDをメタルテープにコピーして(時代だなぁ(笑))、ウォークマンでずっと繰り返し繰り返し予備校の行き帰りや待ち時間に聴いていた。

サンちゃんには今年の7月ごろだったか、初めて生で会えた。「大きな玉ネギの下で~story of ユ85~ 」出版記念のミニコンサートとサイン会でのことだ。
サンちゃんのオールナイトニッポンを聴きながら、ワセダービーには参加しなかったけれど、ぼくも早稲田の政経を受験して、受かったんだと伝えることができた。
サンちゃんもそれを聞いて喜んでくれ、サインにはW印の旗を書き加えてくれた(笑)。

高校生の頃はお金がなくて友達から借りたCDをコピーしていたが、そのうちちゃんと買えばいいやと思っていた。
しかし、今では爆風スランプのCDは入手困難だ。特にぼくが一番よく聴いていたころの1st〜3rdが手に入らない。こういう楽曲こそiTunes Music Storeで買えればいいのだが……。

結局、高校生当時のぼくらは武道館コンサートはもちろん、一度も爆風スランプのコンサートに行くことは無かった。あんなに好きだったのに。まぁ、コンサートに行くこと自体がほとんど無かったのだからしょうがない。

現役時代に一度も聴けなかったその爆風のコンサートがある。なのに……。
救いは2日間公演なので、19日はなんとか行けそうだということだ。
それでも二日間は別プログラムで、「恋愛の日」と「青春の日」とそれぞれ題されている。どちらか片方だけでは片手落ちではないか……(T_T)

この他にもこの日は行きたいコンサートがたくさんあった。
平井堅@東京ドーム、SKETCH SHOW+雲龍@ 森美術館53F 特設能舞台。
コンサートではないが、英語でしゃべらナイト公開収録@品川もこの日だ。前回の公開収録は会社休んで埼玉県志木まで行ったのに、なんで地元のときはこんなことに……(T_T)

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上原ひろみ@ステラボール(12/3)

上原ひろみのライブに行ってきました。
場所は品川プリンスホテル内ステラボール。歩いて20分くらいか(笑)。
初めて入ったのだけど、やけに横長で広い。カウンターではお酒も扱っていて、ガキ相手じゃないぞという感じか(^^;) 客層もなんか違うぞ、落ち着いた感じの大人が多いというか。クラシックだと年寄り、洋楽だと弾けた感じの大人が多かったりするのだけども。

上原ひろみは去年のNHK衛星でやってた東京JAZZ 2004で初めて聴いて、もうそのときからぶっ飛んでしまった。すごいよこの娘。
最近は音楽よりもビジュアルで売ってるのか?なアーティストもけっこういるようですが(いや、聴いてないので内容はなんとも言えないのですが(^^;))、上原ひろみは演奏がすごい。
ミクシィで日記検索していろんな人の感想を読んでみたけど、みんなその迫力にやられちゃってる(笑)。

もうね、超絶技巧とかテクニックだけではもはや誰も感動しないと思うのね、耳の肥えたリスナーなら。
上原ひろみの体全体で表現してるそのスタイルが、音楽を演奏することの楽しさとか、それを聴いてるものにも熱いものが伝わってきて、聴くことの喜びに繋がっていくのね。

自分としてはめずらしく最新アルバム「スパイラル」を事前に買って予習していたので、目の前で繰り広げられる即興演奏が楽しめました。CDとは違うって、ね。
となると欲が出てきて、横浜とか品川の別の日の公演も聴いておけば良かったなぁ……と後悔が。

ちなみにこのアルバム、絶対初回限定盤を手に入れるべきだ。
チラシやCDの帯を見ると、ボーナスディスクでDVDが一枚付いていることになっている。収録曲は「カンフー・ワールド・チャンピオン (2004年11月26日横浜BLITZにて収録)」一曲のみとなっているけど、実は「スパイラル」の全曲がDVDオーディオで収録されている。音質は比べ物にならないくらい良いので、聴ける環境にある人は初回限定のあるうちに。

デビューアルバムとセカンドアルバムは輸入盤でSACDハイブリッドが買えるのだが、「スパイラル」は見当たりません。なので、ぜひこのDVDオーディオ版を手に入れておかないとですよ。

※追記1:DVDオーディオではなく、DTS 5.1chみたいです。

※追記2:念のためHMVのサイトをチェックしてみたら、12月15日に輸入盤のSACD発売されるそうです!(^^)

さて演奏のほうは。
もうね、すごい ですよ。失語症になっちゃうよ、すごい としか言いようがないですよ(苦笑)。
早弾きがすごいとか変拍子でもアンサンブルが崩れないとか、そんなことは当たり前なんですよ(笑)。
その上でなにを表現してるか、それが圧倒的な迫力で迫ってくるんですよ。
中には神を見ちゃった人もいるらしいですよ(^^;)

あれは音だけじゃだめ、視覚でも楽しまないと。
上原ひろみは山下洋輔を継いだね(笑)。拳(こぶし)やヒジでピアノ弾いてたもん。二人目だよ、あんな弾きかたを生で見たのは(一人目はもちろん山下洋輔なわけだが)。
ドラマーもおちゃめで、ドラムのあらゆるところを叩いて、太鼓の縁とか横っ腹まで使っちゃう。さらにその外側……もちろんそこにはドラムセットは無いんだけど、そこまで手を伸ばして叩くふりをして笑わせる。音だけだとなにやってるかわからなくなる(笑)。

ステージは二部構成で、休憩二十分程度をはさんだとはいえ、三時間近いライブでした。
アンコールも二回あって、一度客電も点いて客は帰りはじめたんだけど、更なるアンコールの声に応えてもう一曲披露。最終日ならではのプレゼントだったんでしょう。
ああ、まだまだずっと聴いていたいお客さんと、まだまだ演奏していたい上原ひろみと……、幸せな瞬間でした。

場内アナウンスが入ってから演奏者をステージに引っ張り出してアンコールさせたのは、T-SQUQREの年越しコンサート以来だ(笑)。あのときは本当に演るとは思わなかったけど、10分か15分か延々「アンコール」と「安藤さん!」コールでついに引っ張り出した(^^;)

ところで。
「Green Tea Farm」は矢野顕子がステージでカヴァーしてたりします。
明日というか、今日4日からそのアッコちゃんの さとがえるコンサート2days。上原ひろみがスペシャルゲストで来ないかなぁと期待。
実際、来年の矢野顕子デビュー30周年記念のニューアルバム「はじめてのやのあきこ」には、上原ひろみとコラボで『そこのアイロンに告ぐ』を演ってるらしい。
おおっ、これは期待大。
アルバムの詳細は公式ページ参照のこと。明日のライブ、最前列なのよ。緊張〜(^^;)

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