電気用品安全法に反対する
最近、新聞などでも話題になっている「電気用品安全法」。
その新聞記事では古いビンテージのギターアンプやシンセサイザーなど楽器をメインに取り扱っていたため、あまり自分には関係ないかなぁと思っていたのですが。
とんでもない!
「中古家電、もう売れない? 電気用品安全法が猶予切れ(asahi.com)」
http://www.asahi.com/life/update/0218/005.html
上記asahi.comで取材されている清進商会は、ぼくもなんどか利用した中古オーディオの店。アキバに行くたびに覗いています。
ここでカセットデッキやノイズリダクション・ユニット、プリメインアンプなどを買ったことがあります。
アキバの他の店でも中古でD/Aコンバーターを買ったこともあります。
新品を買えばいいんじゃない?そう思われるかも知れません。
しかし、現在は新品で流通していないものも多いのです。
わかりやすいところでは、ベータのVTR、DATのデッキ。
レーザーディスクは一応新品が買えたかな?
つまり、昔そろえたメディアを再生する機器の入手ができなくなります。
古い機材は通産省の指導する性能補修用部品の最低保有年限を過ぎていることもあり、実際うちのVTRもメーカーでは修理できなくなったのが二台。現在販売されているVTRよりも高性能なだけに、現行の新品に買い替えるつもりはありません。
しかし、中古の完動品を買うこともできなくなるわけです。
楽器、オーディオのみならず、ゲームやらなにやら。
子供の頃あこがれた往年の名機を秋葉原のすみで見かけて「いつか買いたいな」と思っていたのが、再来月からは買えなくなる……そんな馬鹿な!
さっそく坂本龍一氏などが署名運動を始めています。
ぼくもすでに署名をしてきました。
電気用品安全法(PSE法)に対する署名
http://www.jspa.gr.jp/pse/
また、坂本龍一氏のblogにもトラックバックを送らせていただきます。
「ひっかかり」電気用品安全法(PSE法)に対する署名サイト
「気刊くろみつタイムス」様にもトラックバックを送らせていただきます。
ミクシィにはこのことについて議論するコミュニティ「「電気用品安全法」に異議アリ!」というところがあります。
読んでみると大変勉強になります。
・電気用品安全法@2chまとめ(Wikiによるまとめサイト)
この法律に反対だ!というかたは、ぜひ署名をお願い致します。
2/19 00:25追記
電気用品安全法は来週の「@ヒューマン(NHK総合:毎週土曜22:58〜24:00)」でとりあげられるようです。
さきほどの番組内では「来週」と言ってましたが、25日はトリノ・オリンピックのためお休みとWebページには書いてありますね(^^;)
再来週の放映かな?
番組Webページ
http://www.nhk.or.jp/human/
番組blog(現在エントリーは無し)
http://www.nhk.or.jp/human-blog/
| 固定リンク
「オーディオ・ビジュアル」カテゴリの記事
- PSEなし中古家電の販売、事実上容認(Yomiuri Online)(2006.03.25)
- 電気用品安全法に反対する(2006.02.18)
- UX-1、引き取り(2006.01.07)
- UX-1にCDを詰まらせる(2006.01.01)
- 人生、ビデオを録る時間はあっても 観る時間はなし(2005.01.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
自分でコメント付けるのもなんですが(^^;)
今日、秋葉原を見てきました。
すでに猶予期間終了を見込んで中古の安売りしているところもありますね。
清進商会も一部商品が20% off。
電気用品安全法への反対署名も募っていたようなので、
署名してきました。
asahi.comの写真にも写ってる小川さん(?)から
「ありがとうございました」
と声をかけられました。
こんな小さなことしかできないけど……。
清進商会で扱っている中古品は、
日本のオーディオ業界が一番輝いていた、
そしてぼく自身一番思い入れのある'80年代の機器が
ずら〜っと並んでいる。
まだまだ十分に使えるそれらの機器が買えなくなるなんて。
清進商会では完動品として、保証までつけて販売しています。もちろん数週間〜数ヶ月の短期の保証ですが。
個人売買やネットオークションでは、そんなことできないでしょう。
しっかりとしたショップで、現行品よりも優れた、あるいは無くなってしまった機材を買いたいのです。
最新の機材が最良のものとは限らないのです。
投稿: Massie | 2006/02/19 21:52