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泣きに泣いた日(WBC世界一、宮川泰)

WBC、日本が世界一になりました。
不覚にも泣いてしまいました。

ええ、嬉しくて泣くなんて、滅多に経験できることではありません。

以前に「もうプロ野球なんてなくなってもいい」と書きましたが、
根っこの部分では野球好き。
テレビ中継で観てる範囲ではルールだって全部わかる。

なにより子供のころあこがれていた王が監督してるチームだもの。
まだ観る理由があります。

ロッテがアジア・リーグで優勝したのは「ふ〜ん」だったけど、
WBCは準決勝・決勝と生中継でテレビのまえに釘付けでした。
まぁ、休みの日だったしね。

それに、イチローが出ていたことも興味を持つ理由だったし、

なによりイチローの「30年」発言に対する韓国の過剰反応と、
その韓国に二度までも敗れたこと、
そしてイチローも珍しく感情をあらわにして言った韓国の「不愉快」な行為の数々に対し、
勝つことで答えを出した日本チーム。

野球をこんなにも熱中して観ることがまだできたなんて。

ありがとう、王JAPAN。

メキシコにもありがとう。

# 普通、良い試合をした対戦チームには、勝敗を越えて健闘をたたえようという気持ちがおこるのだが、韓国にだけはそんな気持ちは微塵も感じなかったな。


さてもう一つ、泣いたこと。

ニュースを見てたら、作曲家の宮川泰さんの訃報が。
「恋のバカンス」「宇宙戦艦ヤマト」宮川泰氏死去(YOMIURI ON LINE)
「恋のバカンス」作曲家の宮川泰さん死去(asahi.com)

訃報:宮川泰さん75歳=作曲家(Mainich INTERACTIVE)

作曲家の宮川泰さんが死去 「宇宙戦艦ヤマト」など手掛ける(Sankei Web)

ショックです。

ぼくの体の一部は確実に宮川泰さんの音楽でできています。

まだ小学生の頃に、繰り返しくりかえし「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」のカセットを聴きました。

もちろん「ヤマト」のファンであったからですが、その体験がのちにクラシック音楽を聴く基礎を作っていたと思います。

宮川さんのヤマトの音楽に出会わなければ、チャイコフスキーにも出会わなかったかも知れません。

「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」の解説で、西崎義展プロデューサーと宮川さんの対談が載っていて、そこにチャイコフスキー音楽(特に「白鳥の湖」)とヤマトの音楽の関連について述べられています。

今度の日曜日26日に「宇宙戦艦ヤマト放映30周年記念」と銘打ったコンサートが池袋で開かれます。
指揮は宮川さんのご子息・彬良氏。
図らずもこれが追悼コンサートになるのでしょうか。

謹んで宮川先生のご冥福をお祈りいたします。

蛇足ですが、宮川さんのお名前は「みやがわ ひろし」です。
多くの方が「みやがわ やすし」と間違えて読んでいます。
かくいうぼくも、ほんの数年前まで「やすし」だと思っていました。

NHKの訃報を伝えるニュースでも「みやがわ やすし」と言ってました。
毎年、紅白歌合戦のエンディングで「蛍の光」を指揮してくれていた人の名前を間違えるなんて……(=_=;)

先日、矢野顕子のピアノソロ・コンサートでは宮川さんの「銀色の道」を歌いました。
もちろんアッコちゃんの演奏なので、原曲とは良い意味でかけはなれた曲になっていましたが、
曲を紹介する時に「大好きな宮川“やすし”さんの曲です」と……。
大好きな人なら、お名前を読み間違えちゃいけませんぜ(^^;)

蛇足その2
上記「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」のCDは入手困難みたいなので、一昨年出たBOX版をご紹介。
ええ、予約して発売日に石丸まで取りに行って買いましたよ。もちろんのこと。
単品に、しかもリマスターされてない盤に8000円も出すなら、もうちょっと奮発して10枚組み買うべきです。絶対に。

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