趣味

GR DIGITAL BOX

本屋で見かけた「GR DIGITAL BOX」を立ち読みした。

以前blogでもチラッと触れたかと思うけど、発売前(というかデザイン発表前まで)は気になっていた機種だ。
ネットでの評判もいいらしいし、プロのカメラマンの写真も載ってるらしいし、と手に取ったのだが…。

これ、高画質なんですか?
まず第一に黒の締りがない。浮いたような、コントラストの弱い画だった。
単品カタログを見たときも同じ印象を受けたから、この本の印刷が悪いのでもなのだろう。

また、ノイズが目立つ。
とにかく汚い。

上記二つの印象のため、画像のシャープネスも悪く感じられる。

ネットでアマチュアの作例には良いものも見受けられるのに、商品として出てきた写真集の掲載作品がこれでは……。

GR DIGITALのデザインに心惹かれなかったことは以前も書いた。
この本に載ってる使い方でも、外付けファインダーを付けたり首からぶら下げるストラップを付けたり21mmワイコンを付けたり、とにかくコンパクトカメラとしての使い方ではない。
そんな重装備にするなら、一眼レフタイプを持ち歩くほうが良くないか?と思う。

これでまた現在所有するGR-1vとGR21を大事にしてやらねばなぁ、という気持ちがあらたになった。
コニミノのフィルムスキャナがなくなる前に買わなければ(泣)。

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ニコン、銀塩カメラから撤退?

フィルムカメラ製品のラインアップ見直しについて

上記リンク先情報によれば、完全撤退ではなく一部の機種は生産を続けるようですが、それにしてもショッキングなニュースでした。
ニコンは、個人的にはもう出ないんじゃないかと思っていたF6を発売(2004年10月)するなど、今後も銀塩カメラを出し続けていくと思っていただけに、なおさらショックです(F6は生産継続する機種の一つですが、新機種は出ないでしょうね……)。
対するぼくの使っているキヤノンは、EOS-1vを発売(2000年9月)してから銀塩カメラのフラッグシップ機を出していません。
無くなる前に新品で1vを買っておくべきかなぁ……。

ぼくの最近の一眼レフカメラの使い道というと、年に一度だけ鈴鹿でF1を撮ることだけです。
他には撮影可能のイベントでもあれば女の子のポートレートでも撮りますが(^^;)
そういう用途だと、腕の無いぼくとしてはフラッグシップ機を使わざるを得ないわけでして。
デジカメが安くなったとは言え、E0S-5DだかD200だかでF1を撮る気にはなれません。
といって、デジカメのフラッグシップ機はまだまだ非常に高価。

なにより電池の持ちが問題です。
F1観戦の時は、サーキット前駐車場に車を停め、その中で生活します。ホテルなんて取ってません。
これはカメラ機材が重いため、移動距離を極力短くしたいわけでして。
一時期とは違い、ホテルも予約取りやすくはなってるようですが、観戦後にバスや電車使って移動するのが嫌なんです(^^;)
そんなわけで、単三電池8本入れておけば36枚撮り5〜60本など楽に取れるバッテリーの持ちは重要です。
デジカメ用の電池をホテルで毎晩充電する、なんてわけにはいかないんですから。

画質的にも、本気で撮るなら銀塩でないと満足できません。

日常のスナップにはEOSではなく、いまだにリコーのGR1vやGR21を使ってます。
GR-DIGITALはデザイン的に琴線に触れるものが無く、発表前はかなり買う気だったのですが、実物を見て一気に醒めたという(^^;)

まぁ最近はblogやミクシィなどに画像をアップするためのメモ的な使い方としてデジカメも多用してますが。

しかしこれでキヤノンが追随して銀塩カメラが無くなっていくと、現像とかプリントにも影響が出ますね。
高級な趣味化して、細々と続いたとしても高価になったりして……。

まだまだデジカメのノイズには我慢がならねぇんだよ〜(T_T)

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